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Oktane 25 現地レポート(第二日目)

2025年9月24日からラスベガスで開催中のOktane 25に弊社からも数人が参加しています。

今回は第二日目の現地レポートということでキーノートの内容を紹介します。


Oktaのビジョン

Oktane 25でOktaの方向性を説明するフレーズとして印象に残ったのは、「AI secures Okta. Okta secures AI」です。昨年は「AIを駆使してIdentityに関連する攻撃を防ぐ」が中心でした。今年の中心は「OktaでAIを安全に守る」になりました。Okta管理者の方には、「今までの人、デバイスに加えて、AIエージェントやサービスアカウントをOktaのUniversal Directoryで管理する」がシンプルで具体的な説明になると思います。

AIエージェントもOktaの管理対象とすることにより、AIエージェントの次のような状況などが可視化され:

  • AIエージェントを利用できるOktaユーザー
  • AIエージェントが使われているSaaSサービス(例えば、Salesforce)
  • AIエージェントに割り当てられている権限(APIスコープ)


AIエージェントが持つセキュリティリスクを管理者が簡単に把握することが可能になります。

Okta Identity GovernanceやPrivileged Accessなどの製品と組み合わせて、AIエージェントの利用を適切に管理・運用し、「OktaでAIを安全に守る」ことを実現できます。


以上、現地からのレポートでした。

明日以降も新鮮な情報にご期待ください。