こちらはCerby社のブログ記事の一部の抄訳です。
侵害されたソーシャルメディアアカウントは、マーケティングチームのスプレッドシートに保存された共有パスワードから、平均20万ドルの不正広告支出、数週間にわたるブランド回復活動、そして数百万ドルに及ぶ顧客信頼の喪失を引き起こす可能性があります。
ソーシャルメディアプラットフォームは、ブランド認知を形成し、広告収益を牽引し、顧客とリアルタイムで関わるビジネス上不可欠なアプリケーションへと進化しました。しかし従来のエンタープライズアプリケーションとは異なり、OktaやMicrosoft Entra IDといったIDプロバイダーのガバナンス外で運用されている場合がほとんどです。
ITおよびセキュリティチームにとって、これは危険な死角を生み出します。断片化された可視性、共有された認証情報、一貫性のない多要素認証(MFA)の実施により、アカウントは乗っ取り、不正利用、ブランド毀損の脅威にさらされたままです。一方、マーケティングチームはアクセストラブルの解決や認証情報の管理に貴重な時間を浪費しています。これらは手動ワークフローではなく、集中管理されたポリシーの下で処理されるべき業務です。
これらの連携されていないアプリケーションを、他のエンタープライズアプリケーションと同様のガバナンスの枠組みのもとに統合することが解決のための鍵となります。
ITおよびセキュリティチームにとって、Cerbyは従来エンタープライズセキュリティの枠組み外で運用されてきたブランドにとって重要なアプリケーションに対する戦略的な制御ポイントを提供します。マーケティングワークフローを阻害することなくガバナンスをIT部門に還元し、全員の効率性を高め、組織全体のセキュリティを強化します。
実際にL'OréalがCerbyを使って自社のSNSアカウントを保護した方法については、こちらの事例をご参照ください。
